児童養護施設 福島愛育園

○理念○ 創設者瓜生イワ刀自が提唱する「仁慈隠惕」の精神を継承し、次世代を担う児童の育成をもって社会に貢献します。

○三つの願い(目標とする子ども像)○

    1. 心身ともに元気な子
    2. 感性の豊かな子
    3. 瞳を輝かせ希望に満ちた夢の持てる子

○五つの進め方(年次方針)○

    1. 「自ら住みたくなる家づくり」構想に努める
    2. 情報を共有し、一体感の感じ取れるチームワークを築く
    3. 地域と協働した養育の実践を図る
    4. スカウト精神を持って生きる力を身につける
    5. グループワーク及びケースワークの特性を生かした養育に努める

○七つの心得(養育に臨む決意)○

全国児童養護施設協議会「倫理綱領」を基軸とし、以下のように実践します。

    1. 「みとめて」「ほめて」子どもの自己肯定感を高めるよう努めます
    2. 「喜び」と「悲しみ」の共有・共感を実践し、互いに思いやる心を大切にします
    3. 日本文化と四季の良さを子どもたちに伝え、子どもの「こころ」を育てます
    4. 子どもの話に耳を傾け、わけへだてなく関わります
    5. 食べることの大切さ、食べられることへの感謝の気持ち、生きる喜び、命の大切さを教えます
    6. 子どもとの出会いを大切に、子どもの自律を促し自立心を育てます
    7. 自己研鑽、余暇の充実を図り、子どもとともに心身の健康に努めます

○所在地○ 〒960-8156 福島県福島市田沢字躑躅ヶ森16

○電 話○ 024-549-0596

○F  A  X○ 024-549-6101

○事 業○ 明治26年2月16日社会福祉事業の先覚者瓜生岩子刀自の主唱により福島鳳鳴会を設立し、孤児貧児の養育を開始し、今年で創立130周年を迎えた。長い歴史の中で、福島県内の予期しない災害や事故、両親の離縁や障害など様々な理由で家庭を離れた児童を養育してきた。

○定 員○ 60名(本園48名 地域小規模児童養護施設12名)

○園 長○ 遠藤嘉邦

○職 員○ 32名(2024年4月1日時点)

    • 事務長 1名
    • 園長 1名
    • 副園長(家庭支援専門相談員) 1名
    • 里親支援専門相談員 1名
    • 個別対応職員 1名
    • 心理療法担当職員 1名
    • 児童指導員 6名
    • 保育士 13名
    • 栄養士 6名
    • 嘱託医 1名

独自の取り組み ~森の会~

「生」と「性」に焦点を当てた養育・支援の取り組みを平成27年度より開始。「森の会」として実施、継続してきたことで、児童の健やかな成長と安心安全の保たれた日常生活が維持されてきた。少しずつではあるものの、各児童への個別支援がより充実した形で提供することが確立されてきている。